Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2023-01-23

【TWICE】英語シングル「MOONLIGHT SUNRISE」が米国Spotifyで39位のキャリアハイを記録、本格的な米国進出の足がかりとなるか


TWICEの米国進出の成功が現実味を帯びてきました。

20日に全世界同時リリースされたTWICEの新しい英語シングル「MOONLIGHT SUNRISE」が、米国Spotify初日のストリーミングデータで39位のキャリアハイを記録しました。

これは「Talk That Talk」の89位を大きく更新したばかりでなく、最初の英語シングル「The Feels」の174位から桁違いの大躍進を果たした形です。TWICEの米国での浸透度が目に見えて表れた結果で、今後のビルボードの成績も期待されています。


新曲「MOONLIGHT SUNRISE」のポイントはコード進行にあり?

12thミニアルバムの先行公開曲「MOONLIGHT SUNRISE」は、楽曲全体を貫くコード進行が印象的です。いわゆる「Just the Two of Us進行」「丸ノ内サディスティック進行」と呼ばれるコード進行がイントロから最後まで続いています。

このコード進行はフューチャー・ベースやネオ・シティポップでよく聴かれるほか、日本でもVaundy、iriなど昨今人気のアーティストの曲でも確認できます。K-POPではtripleSのユニットAcid Angel from Asiaの楽曲「Rolex」で用いられていたのが印象的でした。

しかし人気のコード進行とは言え、最近はどちらかと言えばJ-POPなどアジア圏の音楽で耳にすることが多いのも事実です。ですから、この進行を基盤とした「MOONLIGHT SUNRISE」が果たして今の米国でどこまで受け入れられるだろうか?と思うところもありました。


それだけに今回のTWICEの大躍進の結果には、TWICEの人気が世界規模になってきたという驚きと「Just the Two of Us進行」「丸ノ内サディスティック進行」がビルボードでも普通に聴けるかもしれないという二重の驚きがありました。

しかしよく考えれば「Just the Two of Us」は1980年のグローヴァー・ワシントン Jr.による全米ビルボードNo.1ヒット曲ですから、別に不思議なこともないとも言えます。

最近はNewJeansも米国でめざましい躍進を続けています。K-POPガールズグループがビルボードの常連になるような日が、もしかしたら近づいているのかもしれません。



Posted in  on 1/23/2023 by TEN |  

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