ついにMOONCHILDが地上波に姿を現しました。
5日にテレビ東京系列で放送されたオーディション番組「Dreamer Z」には、iCONZ ガールズグループオーディションでデビューを勝ち取ったMOONCHILDが出演。5月3日のデビューを前にした現在の状況を伝えました。
昨年9月にデビュー組の7人が決定して以来、彼女たちがこうしてファンに姿を見せるのは実に半年ぶりのことです。この間、メンバー2人の脱退など予期せぬ出来事がありましたが、先日、デビューに向けたティーザー映像が公開され、併せてグループ名とデビュー日が発表されていました。
しばらく姿を見せなかった彼女たちは、オーディションが終わるとすぐに韓国に渡り、ソウルで専門的なトレーニングを受けていました。iCONZのオーディションは全編が日本で行われていましたから、メンバーが韓国でレッスンに励むのはこれが初めてです。
断片的な映像であるため判断は難しいものの、時折り聴こえる歌声からはボーカルの基礎的な能力がかなりアップしている印象を受けました。特にMIRANOの成長が著しいようです。
ボーカルの軸となるRUANとHANAが韓国でどのように変化したのかも気になるところ。iCONZで覚醒したANRIと現在成長中のMIRANOも併せてボーカルラインが4枚になれば、かなり強力なチームになりそうです。
グループのコンセプトについてØMIプロデューサーは、「二面性と多様性」を強調しました。またグループ名「MOONCHILD」の由来となった月のように、「毎日見える景色が変わるように変幻自在に変えていく」と明かしました。
このように「MOONCHILD」のコンセプトは、ガールクラッシュや清純系など固定のスタイルにはこだわらない、自由なものになることが示唆されました。
デビューを前にして7人中2人が脱退という事態は、表には出さないもののメンバーにとってもプロデューサーら制作陣にとっても、想定外の危機的状況だったと思います。その都度、メンバー構成に合わせて作業をやり直さなければならず、当初の予定が大幅に遅れたと思います。
それでもこうしてデビューの道筋が立ち、明確な日取りも決まってほんとうに良かったです。韓国で準備に長い時間をかけた分、さらにパワーアップしたであろうメンバーのパフォーマンスに期待したいです。
