竹内美宥がアーティストとして新たな一歩を踏み出しました。
2月23日、竹内美宥はアーティスト名MIYUMIYUとして、1st digital single「まとめ」(Memoirs)を各種音源サイトを通じてリリースしました。
この曲は竹内美宥がAKB48のメンバーとして、2018年に韓国で放送されたサバイバルオーディション「PRODUCE48」に参加した際、最初に公開された練習生たちの自己PR動画で披露されたオリジナル曲です。
私は当時、竹内美宥のことは全く知らず、ブログを書く上で必要に迫られてこの動画を観たものでしたが、再生してすぐに始まった本人が弾き語る不思議な楽曲に衝撃を受けたのを思い出します。
歌い出しがBフラットマイナーで開始したこの曲は、次にAマイナーという大胆な転調をして、そのままあれよあれよと進んで行く楽曲に引き込まれていきました。全体に70年代の女性シンガーソングライターの雰囲気が漂い、なぜこうしたアーティストタイプの人がK-POPアイドルのサバイバルに出て来たのだろうと思ったりもしたものでした。
この時から竹内美宥はプデュ48の参加者の中でも特に気になる存在になり、その後もMYSTIC STORYの練習生として韓国で過ごした2年間、事務所退所後のアーティスト活動などをできうる限り追って来ました。
そうした中で実に多くの竹内美宥の音楽コンテンツに接してきましたが、今作「まとめ」は間違いなく彼女にとっての最高の作品だと思いました。まずは初めての完全オリジナル曲のリリースであるのがすばらしい。
MYSTIC STORYで行われていたライブ配信「リッスンステージ」は、竹内美宥が出演する度に韓国のオンラインコミュニティで話題に上っていました。そこでは専ら彼女のボーカルテクニックについて論じられていました。韓国で活動するならもう少し力強さがほしいというのが多くみられた意見でした。
でも私は最初に出会った時から竹内美宥の真骨頂は、他では聴けない魅力を持ったオリジナル曲にあると思っていました。彼女はこれまでカバー曲での活動が中心だったので、早くオリジナル曲でシンガーソングライターとして勝負してほしいと思っていました。
新曲「まとめ」(Memoirs)はMIYUMIYUとしてアーティスト活動を始めた彼女にとって最もふさわしい1曲になったと思います。ボーカルはプデュ48の頃と比べて格段に表現力が深まった上、カバー歌手ではないシンガーソングライターとしての個性が色濃く出て来たと思います。
作曲では最後のコーラスでおしゃれで知的なリハーモナイズ(コードの変更)を聴かせるなど、音楽理論も学んだであろうことを感じさせます。あとはとにかくこうした個性的なオリジナル曲を数多く世に出していく他はないと思います。
MYSTIC STORYをやめた時から様々な苦難があったと察していますが、結果として本人が行くべき道を歩み、たどり着くべき場所にたどり着いたのではないかと、数年間その動向を追ってきた身として感じています。
アーティストMIYUMIYUの今後の新作に心から期待しています。もっと大胆に、セオリーなど気にせずに竹内美宥だけが創造できる音楽を極めていってほしいです。
[🎵] 1st Digital Single
— 竹内美宥 / TAKEUCHI MIYU (@take_miyu112) February 23, 2024
まとめ(Memoirs)
#MIYUMIYU
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