ITZY「Algorhythm」Music Video K-POPガールズグループの日本オリジナルシングルというと以前はガッカリすることが少なくありませんでした。けれどもEXIDの頃からでしょうか?韓国オリジナルに引けを取らない洗練された楽曲が多くなってきて、今ではむしろ楽しみのひとつになっています。ITZYの日本3rdシングルとなるこの曲も一聴して引き込まれ、もう何度もリピートしています。特にブリッジ(Bメロ)の展開が音楽的にも聴き応えがあり、続くJust the Two of Us進行のサビもわかっていてもやられてしまいます。ITZYの日本オリジナルはここまでハズレがありません。



2017-09-22

韓国の安室奈美恵ファンカフェ会長が、ポール・マッカートニーを招いた現代カード代表に訪韓公演を依頼


安室奈美恵さんの引退発表後の、韓国での反応を連日お伝えしていますが、一連の動きの中でも特に目を引くものがありました。

それは、韓国の安室奈美恵ファンカフェ会長が、訪韓公演を開いてほしいと、現代カードの代表取締役チョン・テヨン氏に文を残したという記事です。現代カードはクレジットカードや自動車・住宅ローンなど、生活に密着した各種金融サービスを展開する会社です。

2006年から「現代カードスーパーコンサート」と題して、海外アーティストの訪韓公演を現代カードで企画し、開く行事を開催しています。これまでビヨンセ、スティービー・ワンダー、マルーンファイブ、ポール・マッカートニーなど、韓国で見られないアーティストたちの訪韓公演を実現させ話題を呼んできました。

安室奈美恵ファンカフェ会長は、現代カードのチョン・テヨン代表のFacebookに、ファンカフェを運営する立場では、日本側企画社と業務的な協約を結ぶことは非常に難しいことだと思われるので、多くの外国のアーティストを招待し「現代カードスーパーコンサート」を進めていたノウハウがある、現代カードと代表様のレビューをお願いしますと直接書き込み、韓国での安室奈美恵コンサートの実現を懇願しました。




安室奈美恵ファンカフェ会長の文章

『私は現在、ネイバーで日本の歌手安室奈美恵さんのファンカフェ「Amuro Space」を運営しています。こうしてメッセージを送信するようになったのは、去る20日に安室奈美恵さんがデビュー26年目となる来年2018年9月16日、すべての活動を終了し、引退するというニュースを発表したからです。

安室奈美恵さんが、現在、日本国内全国ツアーとアジアツアーを念頭に置いていることを明らかにしましたが、韓国では2004年に開かれた「AMURO NAMIE So Crazy Tour in Seoul 2004」以降のコンサートが実現されたことがありません。

ファンカフェを運営する立場では、日本側企画社と業務的な協約を結ぶことは非常に難しいことだと思われるので、多くの外国のアーティストを招待し「現代カードスーパーコンサート」を進めてきたノウハウがある、現代カードと代表様のレビューをお願いします』


[2015年のスーパーコンサートで訪韓公演を開催したポール・マッカートニー]


この記事は、多くの韓国ファンの共感を得ており、「引退コンサートを韓国で見ることができたらいいな」「私もお願いする」「このコンサートが開かれた場合、すぐにすべてのカードを停止して、現代カードを作る」などの反応を見せています。


・本当に韓国で再び見たい

・招待してください!!!! 

・大歓迎!この間には思っていた必ず成功できたら... 

・韓国での最後の安室奈美恵の舞台を見てみたい!最後の願いを聞いてください

・最後の姿を韓国で必ず見たらと思います。

・安室奈美恵引退前に必ず韓国の来韓コンサートで見たい

・必ず行われるといいですね泣

・本物を韓国で見たい...実現してください


これほどまでに、安室奈美恵さんの韓国公演を熱望してくれるファンが、韓国にたくさんいることは、日本人としてはとてもうれしいです。ぜひ、実現することを願っています。



韓国の芸能ポータルサイトで、引退記事が9/21全日のランキング1位に

安室奈美恵さん引退発表のニュースが、韓国の芸能ポータルサイトで上位にランクインしているとお伝えしてきましたが、昨日21日付けのトータルランキングでは1位だったことがわかりました。



関連記事は簡単に確認しただけでも、10以上はあったと思います。また内容は、引退発表後の日本のファン、メディアの反応から、安室さんのこれまでの歩み、また引退理由の推察まで、実に多岐に渡り詳しいものでした。

そして、それらの記事に対する韓国ファンのコメントの多さと熱さに驚きました。安室奈美恵という歌手が、韓国でも特別な存在だということを、今回の報道を通して初めて知りました。

韓国のファンは総じて、安室さん全盛期の90年代後半のJ-POPはすばらしかったとコメントしています。そして、安室さんの存在がBoAやイ・ヒョリを生み、後のK-POPの興隆につながって行ったと認めています。

このように、日本の音楽について洞察があり、また安室さんの訪韓公演を心から望んでくれていることを、本当にうれしく感じました。




安室さんの引退はつくづく寂しいものですが、私はなんとなく、この「引退」は、芸能界からの引退であって、歌手からの「引退」ではないような気がしています。いつか形を変えて、私たちの前にまた姿を見せてくれる…そんな気がします。

安室さんはそういう特別な役目をもった方だと思うのです。


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