12月25日に行われる「2017 SBS歌謡大典」で、Red Velvet アイリーン, スルギ、TWICE ナヨン, ダヒョンの四人がFin.K.Lの歌で共演することが話題です。
Fin.K.LとS.E.Sは、K-POPガールズグループ第1世代と呼ばれています。このあとに、少女時代とKARAの第2世代、ApinkとAOAの第3世代、TWICEとBLACKPINKの第4世代と続いて行きます。時代が流れ、世代が変われど、その時々に敬意を持ってリスペクトされるのがFin.K.LとS.E.Sです。両グループは後続のガールズグループの指標になっています。
そして、Fin.K.Lは楽曲の親しみやすさから、音楽番組の特番などでも良く耳にします。12月25日の「2017 SBS歌謡大典」で、 アイリーン、スルギ、ナヨン、ダヒョンの四人が取り上げるFin.K.Lの曲やコンセプトは、まだ詳細が決まっていないとのことです。
開催日の12月25日がクリスマス当日だけに、Fin.K.Lのクリスマスの定番ソング「White」が歌われることが期待されます。他にも取り上げられそうな曲を予想しながら、Fin.K.Lをカバーした過去のガールズグループたちの名ステージを振り返ってみます。
KARA
「ザ・アイドルソング」とも言える定番曲で、カバーも多数あります。数えればキリがないほどですが、強いてベストを上げるなら、DSPの後輩のKARAが2012年12月31日の「Korean Music Festival」で披露したステージが記憶に残っています。赤い大きなリボンをつけたスンヨンと二コルが印象的でした。
EXIDハニ、AOAソリョン、TWICEツウィ
EXIDハニ、AOAソリョン、TWICEツウィという美女3人組のスペシャルステージも忘れられません。100%アイドルソングですから、細かいことは気にせず、ただただ「きれい、可愛い」と観ていられるのもいいです。2016年12月31日の「MBC歌謡大祭典」のスペシャルステージでした。
Forever Love
Apink
Apinkが「2015 MBC歌謡大祭典」で披露したカバーです。この曲はスケールの大きなハイトーンが魅力で、ボミとウンジは安定のボーカルで歌いこなしています。さらに、Fin.K.Lの愛らしさはチョロンやナウンといったメンバーが完璧に表現し、理想的な「Forever Love」のカバーになっています。
White
KARAジヨン, miss Aスジ, f(x)クリスタル, ソルリ, 4Minuteソヒョン
「White」もクリスマスの定番ソングとして無数のカバーがあります。その中で何と言っても光彩を放つのが、2012年12月22日の「ミュージックバンク・クリスマススペシャル」での94lineのカバーステージです。KARAジヨン、miss Aスジ、f(x)クリスタル、ソルリ、4Minuteソヒョンという、今では考えられない豪華なコラボで、ビジュアルやキャラクターも奇跡のようにマッチしています。毎年のようにこの時期に観ても、未だに見飽きません。この曲の最強カバーにして究極のコラボです。
LOVELYZ
単一のグループでのカバーとしては、2014年の「THE SHOW」でのLOVELYZのステージが秀逸です。曲のカラーとLOVELYZのスタイルがピッタリとハマり、「LOVELYZのオリジナルではないか?」というほど違和感ありません。LOVELYZには今後も、この曲の本質を継承していってほしいです。
Ruby
APRIL
前の3曲と比べるとカバーの頻度は少ないものの、愛らしく爽やかな逸品です。この曲のカバーはデビューして間もないAPRILが「THE SHOW」で披露したステージがすばらしいです。APRILは先輩の曲を可憐に、そして力強く表現しています。デビュー時のAPRILはソミンがボーカルの柱で、「Forever Love」のカバーでは独壇場の活躍でしたが、「Ruby」では最年少のジンソルが、後半のハイトーンでがんばっています。最後に一歩踏み出してしまうナウンもキュート。
… 締めくくりは、Fin.K.L自身が、1999年12月25日にMBC「Music Camp」で歌った「White」をご紹介します。やはり本家のバージョンはとても良く、サビのイ・ヒョリの澄んだ歌声に心洗われるようです。
Fin.K.L
当時、「White」はFin.K.Lの最新曲としてリリースされ、韓国の街角にはこの曲が至る所で流れていたと言います。今年の12月25日、アイリーン、スルギ、ナヨン、ダヒョンの四人が、もし「White」をカバーしたなら、Fin.K.Lのこのステージからちょうど18年ということになります。