ウンジンにそんなことが起きていたとは夢にも思いませんでした。
7日午後、ガールズグループDIAのメンバーのウンジンが、公式ファンカフェに掲載した手紙で、突然のグループ脱退と芸能界引退をファンに告げました。ウンジンは長文のメッセージの中で、去年から体調が思わしくなかったこと、ステージが不安で怖かったこと、また芸能界から引退して、ひとりのウンジンとして生きていく意向などを伝えました。
所属事務所MBKエンターテインメント関係者は「ウンジンの病名は特定の一つではなく、いくつか複合的なものだ。精神的につらく、あがり症やステージへの恐怖もあった」と説明しています。また、予定されていたDIAのカムバックについて関係者は「予定は5月だった。しかしウンジンの脱退で少し延期になり、さらにイェビンも「UNI.T 」として活動しなければならない。新曲発表日は今、話し合っているところだ」と伝えました。
ウンジンは、個人的に治療を受けながらコンディションを調整するのに努力してきて、DIAの新曲発表を控えていました。しかし体調が回復せず、グループ脱退を決めたとみられています。
たしかに、昨年4月に観ていたDIAカムバックショーケースのV LIVEで、ウンジンは無表情で「我ここに在らず」といった感じで「おや?」と思ったことはありました。しかしその後、事務所は「一時的な呼吸困難」として、大事ではないことを伝えました。
また、その頃配信されていたDIAの初めてのリアリティ番組では、日本の原宿カワイイモンスターカフェで、メンバーたちと楽しそうに愛嬌を披露するウンジンの姿がありました。その後も特に変わった様子もなく、ショーケースの一件もすっかり忘れていました。しかし今思えば、あの時からすでにウンジンの不調の兆候が出ていたのかもしれません。
ウンジンは最近、DIAのグループ活動に姿を見せていないことから、「PRODUCE48」への出演がしきりにうわさされていました。DIAはチェヨンとヒヒョンが「PRODUCE101 Season1」に出演した前例があり、現在メンバーのイェビンが、同系統のオーディション番組「THE UNIT」のガールズグループ「UNI.T」で活動していることから、ウンジン出演の可能性は充分あるとファンは考えていました。
私もウンジンの姿がないのはそういうことだと思い込んでいました。しかし、これも今思えば、ウンジンがDIAの現場にいなかったのは、体調不良のためだったとわかります。そうとも知らずに、ウンジンの「PRODUCE48」出演に関して書いていたことを、本当に申し訳なく思います。
芸能界引退という大きな決断をしたウンジンが、普通の暮らしの中で気持ちも楽になって、またあの笑顔を取り戻してくれることを心から願います。
以下はウンジンがファンカフェに掲載した手紙です。
こんにちは。ウンジンです。
AID(DIAのファン)の方々、お元気ですか?これまで私たちを待ってくださったファンの皆さんに、こうして文章であいさつすることになり、まずは申し訳ないとお伝えします。少し長い文章になりそうですが、私の気持ちを込めて書こうと思います。
実は、私は昨年から体の調子がよくありません。調子のいい日があるかと思うと、一日中、寄宿舎の外に出られないほどつらい日もありました。その度にメンバーがそばで手を握ってくれ、なだめてくれたので、今まで耐えることができました。
しかしステージに立った時に感じる威圧感や恐怖感を振り払うことは難しかったです。だから良くない姿をお見せしてしまったこともあり、失望させるような姿をお見せしてしまったこともたくさんありました。私のそんな姿が、DIAを応援してくださるたくさんの方を失望させることだと思うようになりました。遅くなりましたが、心よりお詫び申し上げます。
そばで助けてくださるたくさんの方々のためにも、そして私自身のためにも打ち勝とうと地道に治療をしていますが、大事なことでしたが、今の私は多くの至らなさを感じています。DIAの新曲発表を準備している時に、私のことでメンバーに迷惑をかけて役に立てないと思い、つらいですがグループ脱退という難しい決定をすることになりました。
本当に長い時間、考えて、たくさん悩んだ末に決定しました。またこのようなつらい痛みを与えてしまい、本当に申し訳ありません。しかし私が愛する方々が、また私を愛してくださる方々が、私の決定によって傷つかないでほしいと思っています。DIAのウンジンとしてこうして最後のあいさつをしますが、私はDIAを一番愛するファンであり、メンバーを応援するつもりであり、平凡な20代のウンジンに戻って一生懸命に生きていきます。
これまでそばでたくさん助けてくれて、心配してくれて、応援してくれた大事なDIAメンバーたち、事務所の関係者、そしていつも私の味方になってくれたAIDの方々 、本当にありがとうございます。そして愛しています。