伝説のJellyfish Girlsがついに完全復活しました。
Jellyfish Entertainment所属のガールズグループgugudanから、二番目の新たなユニットが誕生しました。「PRODUCE101 Season1」で話題をさらったセジョン、ミナ、ナヨンの3人からなるボーカルユニット「セミナ(SEMINA)」です。
10日には最初のシングルアルバム「SEMINA」がリリースされ、それを記念したショーケースが開催されました。この場にてアルバムのタイトル曲「SEMINA」と収録曲「Ruby Heart」の2曲がステージで初披露されました。
タイトル曲「SEMINA」は、『ブルースジャンルを現代的に再解釈したダンス曲(セジョン)』で、末っ子ミナがラップの歌詞を直接書いています。率直に言って「これこそ世界のJellyfish Girlsファンが待ち望んだ曲」と言える内容で、ブルーノートスケールの旋律を主体にした、レトロなジャズテイストを感じさせる快作です。
blue note scale
「PRODUCE101」で3人が初登場した際に歌った、カナダのシンガーソングライターニッキ・ヤノフスキーの「Something New」は、世界のファンの脳裏に強く焼き付きました。以来、ファンは3人を含むJellyfishの新たなガールズグループに、「Something New」のようなレトロなジャズテイストのMAMAMOOコンセプトを期待していました。
「SEMINA」はまさにそうしたファンの期待に応える楽曲で、曲の途中には意図してか「Something New」を思わせるコード進行も現れます。3人にメンバーを絞ったことにより、セジョンとナヨンのボーカルの実力が、よりわかりやすく前に出ています。特にナヨンのボーカルは、これまでで最も大きくフィーチャーされていると言えます。
また、収録曲「Ruby Heart」も少しレトロなムードが漂う曲で、「SEMINA」の姉妹曲といった趣き。出来栄えも良く「Ruby Heart」をタイトルにしても何ら問題ないレベルです。これら2曲はメンバーのボーカルの実力を十二分に生かし切っていて、これなら待ち続けた世界のファンも納得でしょう。
ナヨンはショーケースでアルバムについて「ファンキーディーバな曲が収録されました。3人の個性と自由、歌唱力、アップグレードされた実力を同時に味わうことができるシングルになるでしょう」と自信をのぞかせました。