運命の瞬間をあと数時間後に控えた「PRODUCE48」
会場の外では朝8時からすでに熱心なリハーサルの音が漏れ聞こえたと言います。
宮脇咲良は早朝4時過ぎには、Twitterで今日の意気込みをファンに伝えました。
そんな「PRODUCE48」が、最終回直前に重要な映像を公開しました。
『PRODUCE48 [単独/先行公開】センター映像評価』と題された映像では、
練習生たちが順にひとりずつセンターに立ちパフォーマンスしています。
誰がセンターにふさわしいかを評価する映像ですが、
実はさらに重要な意味合いを含んでいます。
センターに立つ練習生のボーカルが、むき出しのMR除去になっているのです。
もちろん、踊りながら歌うハンディがあるものの、
上手い子は踊りながらもしっかり歌っているので、
各練習生のボーカルの実力がよくわかる資料にもなっています。
[単独/先行公開】センター映像評価l♬好きになっちゃうだろう?
[単独/先行公開】センター映像評価l♬We Together - これからよろしくね
さて、大変なことになりました。
私は今回、特にボーカルに注意して映像を観たのですが、
メインボーカルとして使えそうなのは、パク・へユンしかいません。
パク・へユン
他に主なボーカルラインとして使えそうなのは、
キム・チェウォン、高橋朱里、チョ・ユリくらいでした。
キム・チェウォン
高橋朱里
チョ・ユリ
一方、今までボーカルメンとして認識していた練習生の何人かが、
案外、それほどではないかもしれない…と不安を抱かせました。
ここで問題なのが、有力なボーカルライン候補が、
いずれも3次順位では脱落圏で、その中でも下位にいること。
このままでは、軸になるボーカルが不在のグループになりかねません。
私はグループアイドルを作る場合、まずは確かなメインボーカルを決めて、
脇を固める実力あるサブボーカルを1~2人選び、ボーカルラインを確立させる。
その上でビジュアルセンターや、ダンス、ラップと揃える、という考え方です。
アイドルと言えども歌は大事です、特にK-POPの場合は。
そこで、文字投票権のある韓国のプロデューサーさんたちにお願いしたいのは、
一度、自分の推しメンだけを考える視点から一歩引いて、
「もし自分が新しいグループのプロデューサーだったら?」
という引きの視点で、あらためてメンバー構成を考えてみてほしいです。
ご自分の推しメンが所属する新人グループを滅ぼさないためにも、
一度、全体を俯瞰する視点を持っていただけたらうれしいです。
宮脇咲良が初めて握手会で「PRODUCE48」出演をファンに告げた2月頃から、
半年以上にわたって韓国コミュニティをチェックし、動向を追ってきました。
ですからそれなりの思い入れがあります。絶対、成功してほしいです。
かなり熱くなってしまいましたが、私は特定の練習生ではなく、
やがて誕生する『グローバルガールズグループ』のファンとして、
思うところを書かせていただきました。
ここからは余談になりますが、みなさん、メジロとウグイスをご存知でしょうか?
目の周りが白くてキレイなのがメジロ、見た目は少し地味なのがウグイスです。
メジロをウグイスと勘違いしている方もいるかもしれません、私もそうでした。
メジロ
ウグイス
メジロはキレイなものの「チュンチュン」とさえずる程度にしか鳴けません。
一方、ウグイスはご存知のように「ホーホケキョ」と歌うように鳴いています。
私はメジロとウグイスの関係は、グループアイドルのビジュアルセンターと
メインボーカルのようだと以前から思っていました。
それぞれが得意分野を活かして、お互いを補い合うのです。
だから、グループアイドルなのです。
すべてをひとりで賄える人は、ソロ歌手でデビューします。
だから、グループアイドルは役割分担がとても大事です。
全部できなくてもいいんです、どれかひとつ抜きん出たものがあれば、
そのメンバーたちが集まって、大きなチカラを生み出すことができるのです。
[予告/最終回】夜8時、グローバルガールグループが誕生です!
さあ、そろそろ私も一視聴者に戻って、
新しいグローバルガールズグループ誕生の瞬間をしっかりと見届けたいと思います。
それでは、日韓グローバルグループの誕生後、またお会いしましょう!