2018-10-14

TWICE, BLACKPINK, Red Velvet, GFRIENDの4強体制は今年も変わらず…2018年度のGAON 音盤売上 (ガールズ)トップ50が明らかに


2018年もK-POPガールズグループのトップ集団は不動でした。

最近、2018年度のGAON 音盤売上 (ガールズ)トップ50が明らかになりました。

1位はTWICEの「WHAT IS LOVE」で342,760枚、2位もTWICEの「SUMMER NIGHTS」で311,561枚、3位はBLACKPINKの「SQUARE UP」で216,683枚、4位はRed Velvetの「SUMMER MAGIC」で157,028枚、5位もRed Velvetの「PERFECT RED VELVET」で100,750枚、6位はGFRIENDの「TIME FOR THE MOON NIGHT」で83,197枚という結果でした。

GFRIENDは9位にも「SUNNY SUMMER」が55,035枚でランクインしています。更にMAMAMOOは11位と13位に、WJSNは12位と17位にアルバムがランクインしています。
この結果を見ると今年もTWICEの売上が突出していることがわかります。また、BLACKPINKは1作品でも20万枚の大台に乗せています。さらにRed VelvetとGFRIENDはTWICE同様、トップ10内に2枚のアルバムがランクインしています。


TWICE、BLACKPINK、Red Velvet、GFRIENDの4強体制になって久しいですが、2018年もその情勢に変化なしといったところです。

ただ、2作品がトップ20入りしたMAMAMOOとWJSNも、次期トップ集団入り候補として有力です。特にWJSNは中国人メンバー抜きで音楽番組の初の1位を獲得するなど、明らかに勢力を拡大させています。2019年はさらに上位に進入することが予想されます。


他に目を引くグループとしては、今年8月についに完全体デビューしたLOONAの存在が挙げられます。LOONAは錚々たるビッグネームに並んで、堂々のトップ10入りを果たしています。新人では今年大活躍した20位(G)I-DLEに、2万枚以上の差をつけています。


ちょうど昨日、久しぶりにタワレコ渋谷店に行って、CDラックの配分から現在のガールズグループ情勢を見て来ました。まず、タワレコ入口の壁には、TWICE「BDZ」の大きな広告があり、1Fに入るとGFRIEND「Memoria」のコーナーがありました。

さらにその裏にはTWICEの専用コーナーがあり、左奥の壁にはMAMAMOOのサイン入りの大きな写真がありました。




4FのK-POPフロアのガールズグループコーナーは、数ヶ月前に訪れた時と、大きな配置の変化はありませんでした。Apink、AOAは今もそれぞれにひとつのラックを費やすほど充実し、少女時代も同様な扱いでした。

TWICEとBLACKPINKはコーナーが並べてあり、この2組が現在の2トップであるのを感じさせました。そして、その背面にはLovelyzの大見出しがあって、同じラックにLOONAがソロ、ユニット、完全体とひと通り揃っていました。さらにその下にはRed Velvetのコーナーがありました。

偶々やって来た母娘の親子が、店員にRed VelvetのBlu-rayの収録曲について、熱心に質問していました。また、母親はLOONAのアルバムを手に取って「イダレソニョ」と言いながらじっくりとジャケットを見ていました。

私は数分間、その場で様子をうかがっていましたが、訪れたファンはまずTWICEのコーナーを確認して、それから他のグループを見に行くパターンが多かったです。

現在、日本でのK-POPガールズグループ人気は、事実上TWICEのひとり勝ちの状態です。ここが7年前のK-POPブームとの大きな違いで、当時の少女時代とKARAのようなライバル関係がないのが少し寂しいです。

ですから、ポストKARAに値するグループが出て来ると、さらにブームが盛り上がるだろうなと思いました。BLACKPINK、Red Velvet、GFRIENDはその最有力候補として、さらにMAMAMOO、WJSNなどにも期待です。

そして、GAONで新人として唯一トップ10入りしたLOONAや、間もなくデビューするIZ*ONEなども要注目のグループでしょう。KARAは日本での人気が特化していたことも、留意すべきポイントのひとつかもしれません。


【参考資料 2015 GAON K-POPガールズグループ音盤売上 TOP20】


Red Velvetがイェリ加入で5人体制になり、GFRIEND、TWICEがデビューした2015年。ガールズグループの世代交代の前夜でした。まだ少女時代の強さが圧倒的。音盤の売り上げ枚数を比較すると、2018年の方が全体に大幅アップしているのがわかります。日本のK-POPブーム再来は数字にも表れているようです。





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