名曲「Memoria」の韓国語バージョンが初披露されました。
1月14日、YES24ライブホールにてGFRIENDのカムバックショーケースが行われました。この日リリースされたGFRIENDのミニアルバム「Time for us」は、2年6ヶ月ぶりに発表される正規アルバムです。
タイトル曲「Sunrise」を含む全12曲が収録された今回のアルバムには、昨年9月にリリースされた日本1stシングル「Memoria」の韓国語バージョンが収録されています。そして昨日のショーケースでは、この新しいバージョンがステージで初めて披露されました。
すでに日本語バージョンに聴きなれたこの曲でしたが、初めて耳にする韓国語バージョンには日本語版にはない魅力が感じられ、これもひとつの形として成立していました。
そして何と言ってもこの舞台の注目は、「Memoria」のフルパフォーマンスが初めて映像として公開されたことにもありました。日本語バージョンのパフォーマンスは、日本の音楽番組「バズリズム」や、東京・大阪のリリースイベントでも披露されていたものの、ショートバージョンが歌われたり、途中をカットしたメディア映像があるのみで、ダンスのフル映像はこれまでどこにも存在しませんでした。
また、曲の重要なポイントであるオムジが歌う落ちサビも、映像として形になったのはこれが初めてです。その意味でもファンにとっては待望のステージとなりました。
この映像を観た韓国ファンは、「メモリアの映像ありがとうございます...メモリアすごくいいですね」「メモリアの歌は私の好みです、いいですね」といった声を芸能コミュニティに寄せました。
ただ、若干気がかりなこともありました。それはメインボーカルのユジュの声です。
ステージではウナだけがハンドマイクを手にして歌い、ユジュにはそれがありませんでした。また、サビでもユジュの声があまり聴こえず、いつもの圧倒的なパワーが感じられませんでした。
「Memoria」は最後のサビでのユジュとウナのボーカルの掛け合いが、最も高揚するポイントになっているのですが、ユジュは日本語バージョンにはあるアドリブを歌いませんでした。ですから、今ひとつ充足感がないまま終わってしまった感があります。
ユジュは最近までインフルエンザのために「アイドル陸上大会」にも不参加でした。そのためか身体も細く見えて、まだ本調子ではないようでした。
「Memoria」はまず力強いユジュの歌声があって、そこに切なげなウナのボーカルが絡むことで、最後に劇的なクライマックスに達します。ですからユジュが完全に復調したら、その時にあらためて「Memoria」の韓国語バージョンを聴きたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=d224nrNVeuo
(CD音源では声も良く出てアドリブも歌っています)