IZ*ONEの最新アルバム収録曲が中国で思わぬ論議に巻き込まれました。
17日にリリースされ、その日のうちにガールズグループ初動記録を塗り替え、以後も驚異的なセールスを続けるIZ*ONEの1stフルアルバム「BLOOM*IZ」。
このアルバムの収録曲「OPEN YOUR EYES」が、Z-GirlsとGNZ48が2019年7月に発表した楽曲によく似ていると中国で話題になりました。
「OPEN YOUR EYES」に似ているとされるのは、元乃木坂46の川村真洋が所属するZ-Girlsの「Streets of Gold」と、上海SNH48の姉妹グループである広州GNZ48の「城堡的秘密」です。
「Streets of Gold」は2019年7月28日、「城堡的秘密」は2019年7月5日に発表されました。この3曲はいずれもイントロが似ているとされています。
IZ*ONE - OPEN YOUR EYES
Z-Girls - Streets of Gold
GNZ48 Team G《Victoria.G》公演曲「城堡的秘密」
リリース順では、GNZ48が最初、続いてZ-Girls、IZ*ONEということになります。
しかし論議はここで収まりませんでした。2018年12月26日にリリースされたMack Christopherの「Get Down」にも、上記3曲にとてもよく似た部分があるとの指摘がありました。リリース時期を考えれば、2019年のGNZ48、Z-Girls、そして2020年のIZ*ONEよりさらに前の曲になります。
Mack Christopher - Get Down(1:20から)
さらにこれに止まらず、他のネットユーザーは2018年1月にリリースされたLucajの「My Boo」との類似性を指摘しました。
Lucaj - My Boo
現時点ではここで捜索は止まっていますが、もしかしたらまだ先があるのかもしれません。しかし、いずれの作品も似ているのはイントロのみで、歌メロ部分は全く違います。
裁判などで楽曲の盗作が審議される場合、対象となるのは主に歌メロ部分の類似性なので、特に大きな問題はないと思います。
ただ、本当のオリジナルの作者が現れて権利を主張し始めるなら、少し面倒なことにはなるかもしれません(BLOOM*IZが爆発的に売れているだけに)。