毎月1曲ずつ意欲的な新曲を発表している月刊「ユン・ジョンシン」。7月号と8月号では80年代ジャパニーズAOR(韓国ではシティポップ)の代表的アーティスト濱田金吾をフィーチャーした極上のシティポップを聴かせています。
このコラボはユン・ジョンシンからのオファーで開始され、日本サイドでオケなどベーシックなレコーディングを済ませたのち、ボーカルテイクをユン・ジョンシンが韓国で録音、そして再度、日本で最終ミックスをするというスタイルで制作されています。
途中、コロナの影響により制作がストップするなどの過程を経て、楽曲の完成、公開へと至っています。
興味深いのは7月号と8月号の楽曲が同じメロディ(濱田金吾作曲)でありながら、歌詞(ユン・ジョンシン作詞)と編曲が全く違っているという点。8月号がよりシティポップの雰囲気が出ていて、アレンジによってこれほど違いが出るものかと改めて実感します。
国境を越え音楽を通じてアーティスト同士が生み出した素敵なコラボレーションです。
[MV] 2020月刊ユン・ジョンシン8月号 - 考え(Feat. Kingo Hamada)