Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2020-10-08

元AOA チョアの復帰作「Cloud」はLOONAのチョンビョンギ氏がCreative Directorだった…Apink オ・ハヨンの最新ソロ曲も同様に


音楽活動を再開したチョアと、LOONAのチョンビョンギ氏には接点がありました。

チョアが復帰第一作として発表した、Primaryの「Cloud feat. ChoA」は、LOONA(今月の少女)を統括プロデュースしたJaden Jeongことチョンビョンギ氏が、Creative Directorを担当していることがわかりました。

ビョンギ氏は今年に入って、Primaryの複数のアルバムでCreative Directorを務めています。「Cloud feat. ChoA」が収録された「Boxtape」の他にも、Apinkのオ・ハヨンをフィーチャーしたKriz [Primary Presents PAKTORY Mixtape Vol.4]なども、同様に氏が手がけた作品です。

いずれも日本のシティポップのムードが漂う楽曲で、昨年、A&Rとプロジェクトスーパーバイザーを担当したユキカの「Neon」「好きです」以来、女性歌手においてはシティポップの傾向が多くみられます。


LOONAを去ったビョンギ氏は以降、ボーイズグループOnlyOneOfに全力を傾けています。LOONAで見せてきた独特な世界観や音楽性は、OnlyOneOfにも共通しています。

余談ですが、チョンビョンギ氏を見出したのは、今話題のJYPパク・ジニョン代表です。当時まだ一般ブロガーだったビョンギ氏をスカウトし、JYPの運営に参加させました。初期JYPのもうひとりのキーマンは、現BigHitのパン・シヒョク代表です。今考えれば、すごいトリオです。

JYPでのチョンビョンギ氏は、miss A、2PMを手がけました。「アジアN0.1 野獣アイドル」の触れ込みだった2PMを、日本向けにソフトにイメチェンして売り込んだのはビョンギ氏です。その後、Woollimに移ってからは、INFINITE、Lovelyzを生み出しました。

さらにフリーのA&Rになってから始めたのが今月の少女プロジェクトで、現在はOnlyOneOfを中心に様々な音楽制作に関わっています。



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