Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2021-11-13

Juice=Juice、シティポップの名曲「プラスティック・ラブ」をカバーしたMV公開…竹内まりや本人がコメント「今の時代の音としてフィットしていることに感激しました」


ハロプロのガールズグループJuice=Juiceが12日、竹内まりや「プラスティック・ラブ」をカバーしたニューシングルのMVを公開しました。

Juice=Juiceはシングルの前作でも、山下達郎が率いるシュガーベイブの名曲「DOWN TOWN」をカバーして好評を得ていました。

竹内まりやが1984年にリリースした「プラスティック・ラブ」は、松原みき「真夜中のドア」と並び、現代のシティポップブームを牽引するナンバー。

「DOWN TOWN」に引き続き、スウェーデン人プロデューサーAnders Dannvik による現代版グルーヴへとアレンジされた今作でJuice=Juiceは、「メンバー全員がボーカルメン」と呼ばれる高水準のボーカルワークを活かし、世界的な注目を集める 「プラスティック・ラブ」を、原曲の良さを残しつつ現代にマッチした洗練された楽曲に作り変えています。


ミュージックビデオがYouTube 公式チャンネルにて公開されるにあたり、竹内まりや本人がJuice =Juiceのカバーについてコメントしています。

■竹内まりや
37年も前に書いた曲を、女性アイドル・グループの実力派 Juice =Juice に歌っていただける日が来ようとは! スウェーデンのアンダースさんによるアレンジといい、メンバーそれぞれのヴォーカルといい、今の時代の音として フィットしていることに感激しました。 この曲が彼女たちの音楽性を広げることに少しでもお役に立てていたら光栄です。

また、卒業を控えているリーダーの金澤朋子も、ラスト参加となるメモリアルシングルの今作についてコメントしました。

■金澤朋子(Juice=Juiceリーダー)
竹内まりやさんの名曲「プラスティック・ラブ」をカバーさせていただくということで、かなり緊張もしましたが、 アレンジも変わったJuice=Juiceバージョンの原曲とはまた違った雰囲気を楽しんでいただき、無機質な愛の歌に 思えますが、そんな中で垣間見られる本当は気付いて欲しい寂しさや孤独を読み取ってもらえたら嬉しいです。 ミュージックビデオでは、メンバーそれぞれが主人公の心情を表現した表情のアップが多いので、細かな表情の 変化や指先などの細かい動きにまで注目して観ていただきたいです。


Juice=Juiceのシティポップ・シリーズは、洗練されたアレンジもあってとても聴きやすく、アイドルによるカバーとしては、とてもハイセンスなものになっています。

3年前に音霊(おとだま)のライブで見たJuice=Juiceは、その日がちょうど稲場愛香のお披露目ステージで、メンバー編成が今とは全く異なっていました。

その後、主要メンバーが相次いで脱退したことで、ボーカルグループとしてのパワーダウンが懸念されましたが、新メンバーたちがいずれも実力者だったため、その心配はなくなりました。新生Juice=Juiceとしての新たなスタイルを確立させつつあります。


元々、Juice=Juiceのオリジナル曲には、アイドル風ではないJazzyで都会的な作品も多かったので、シティポップ・シリーズは特に違和感なくグループにマッチしています。

今後もこうした良質な作品のリリースに期待しています。



Posted in  on 11/13/2021 by TEN |  

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