ももいろクローバーZ、DISH//などが所属するスターダストプロモーションから、9人組ダンスボーカルグループ「MISS MERCY」が誕生します。
彼女たちは約4年間のボーカル、ダンスレッスンを経て、デビューに向けて活動をスタートします。グループ名「MISS MERCY」には、“人の苦しみを取り除き 愛情を注ぐ女性”という意味が込められています。
また、10代の悩みや葛藤が等身大の言葉で綴られたデビューシングル「Cinderella」は、3月2日に配信リリースされます。作詞・作曲はDa-iCEのパフォーマー工藤大輝氏。
MISS MERCY自身、初のオリジナル曲として2019年に制作されて以来、その後約3年間の準備期間に、大切に歌い続けてきました。デビューを夢見て、もがきながら成長を続けてきた彼女達の姿と重なる歌詞が印象的な楽曲ということです。
スターダストプロモーション常設のアイドルグループについては、2008年結成のももいろクローバー(2011年にももいろクローバーZに改名)が初となります。その後、妹分として私立恵比寿中学、チームしゃちほこ、たこやきレインボー、ばってん少女隊なども結成され、いずれもメンバーは芸能3部に所属する女性タレントから選抜されていました。
この他に、超ときめき♡宣伝部、アメフラっシ、ukkaなどが所属しています。
スターダストプロモーションはかつて、会長の細野義朗氏がビーイングの長戸大幸氏と親交があったため、1990年代に音楽制作事業をビーイングが手掛け、ZARDの坂井泉水(蒲池幸子)、宇徳敬子、KEY WEST CLUB、MANISH(前DALI)など、所属アーティストのサウンドプロデュースを行っていました。
デビューまでに4年の歳月を費やしたMISS MERCYは、公開されたYouTube動画からもうかがえるように、ももクロなどの事務所のアイドルラインというより、形は違えどZARDの坂井泉水から続くアーティストラインに位置するように感じます。
レッスンスタイルにもK-POPに準拠したムードがあり、コンセプトとして一般的な日本のアイドルグループとは一線を画しているようです。
アイドルシーンに新たな潮流を起こすかもしれないMISS MERCYのデビューと活動は、K-POPファンの立場としても気になり、目が離せないところです。
MISS MERCYはメンバー全員がモデルの梨花や佐藤栞里、滝沢カレンなどが所属する「ファッション部門」から構成されたグループ。同事務所の「ファッション部門」から女性グループが誕生するのは今回が初となります。
2021年公開の映画「ヤクザと家族 The Family」で綾野剛演じる主人公・山本賢治の娘役を演じたRINA(小宮山莉渚)や、大塚製薬「ポカリスエット」のヒロインを務めたYUKI(汐谷友希)、女性ファッション誌「bis」「ViVi」などに出演するERIKA(滝澤エリカ)など同事務所から選りすぐりの人材が集まりました。
MISS MERCYは「GIRLS NEW ERA」(新時代の女の子たち)をコンセプトに、2018年からプロジェクトが始動。アイドル、俳優、モデルなど、芸能界のあらゆる方面で活躍できるようなグループをめざし、約4年間にわたるボーカル、ダンスレッスンを経て、2022年3月、ついにデビューが決まりました。
リーダーのMOMOKAは「韓国のアイドルグループ少女時代さんのように長く活動を続けて、ひとりでも多くの方の記憶に残る伝説のガールズグループになることが目標です」と意気込みを語りました。