PINK FANTASYの日本イベントで興味深い現象が起きています。
SUPER JUNIOR シンドンのプロデュースで知られるガールズグループ PINK FANTASYは今年1月、日本でリリースイベントを行い、ミニライブや特典会を通じてファンと交流しました。
PINK FNTASYには昨年、日本人メンバーのMOMOKAとMIKUが新加入しました。そして1月のミニライブでは、二人が一緒にステージに立ち、パフォーマンスを共にしました。
二人が披露したのは70年代に大活躍したピンクレディーの「サウスポー」でした。
おそらく、この場に通りすがりで二人を観た買い物客は、「日本のアイドルがピンクレディーの昔のヒット曲を歌ってる」くらいにしか思わないことでしょう。
しかし、この二人が普段は韓国の芸能事務所に所属して、韓国で暮らしているとなると話は違ってきます。もちろん二人は日本人ではあるものの、現在は韓国でK-POPガールズグループのメンバーとして活動しています。
その彼女たちが日本でのイベントのために来日して、日本の会場でピンクレディの「サウスポー」を歌っている… これは一体、ジャンル的にはどう説明すべきでしょうか?
最近はK-POPガールズグループに日本人メンバーがいることはめずらしくありません。いつかはこうした現象も起こるだろうとは思っていましたが、実際にパフォーマンスを映像で観ると、何か不思議な気分になってきます。
MOMOKAとMIKUは自分が生まれるずっと前のアイドルの曲を、K-POPガールズグループの一員としてどのような気持ちでパフォーマンスしているのでしょう? 機会があれば、ぜひ聞いてみたいです。
PINK FANTASY 「新年ピンパンミニコンサート」ミニライブ&特典会 2部
埼玉県さいたま市 大宮ステラタウン 1Fメローペ広場 2023年1月29日
…今、気が付きました。MOMOKAとMIKUがカバーしたのはピンクレディーそのものではなく、それをカバーした加護亜依&辻希美(ダブルユー)の「サウスポー」のようです。
つまりは、PINK FANTASYがデビュー直後から行っている、ハロプロカバーの一環としてのMOMOKAとMIKUのステージでした。