Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2018-01-24

LOONA ハスルの「少年、少女」M/Vが再生回数100万回突破…事務所が彼女を「LOOΠΔのリーダー」と明言する


今月の少女/LOONA ハスルのソロ曲「少年、少女 (LET ME IN)」のミュージックビデオが、YouTube動画再生回数100万回を突破しました。この曲が発表された2016年12月15日以来、約1年と1ヶ月をかけての達成になります。

LOONAの所属事務所BlockBerryCreativeはこの事実を公式SNSを通じて伝え、大台を達成したハスルを祝福しました。





そして、この文面にはファンにとって気になるフレーズがありました。

HaSeul, the leader of LOOΠΔ(LOONAのリーダー、ハスル)


これまでもハスルがリーダーだとする機会は何度かあったかもしれませんが、このように文章でハッキリと明記されたのは初めて見ました。このことから今後はハスルをLOONAのリーダーとして認識していいと思います。




「少年、少女」を初めて観た夜、衝撃で何度も繰り返し観て、気づけば白々と夜が明けていました。何度観ても涙が止まらなかったです。ハスルの声とバックのストリングスオーケストラのサウンドが私の胸に沁み入り、忘れていた大事な感情を思い出させてくれるようでした。私たちが普段心の奥に押し込んでいる、人間存在の孤独、儚さ、哀しさを明るみにして洗い流してくれるかのようでした。

あれから1年以上が過ぎ、この曲のボーカルカバー動画をいくつか観るうちに、あることに気づきました。それまで「少年、少女」は作曲を中心とした音楽が素晴らしいと思っていましたが、実はハスルの声が美しく、表現も豊かだということにです。ハスルのあの声だからこそ、何とも言えないセツナさが込み上げてくるのだと気づきました。




「少年、少女」は私にとってあまりに特別な歌です。ですから、そうやすやすとは聴けません。聴く時はすべての作業を終えてから夜中に、一人静かにヘッドフォンに耳を傾けます。そうして内観のように、自分の内部に意識を向けていくのです。

もしこの曲をコンサートで聴けるなら、理想は音源のようなストリングスオーケストラで聴きたいですが、生ピアノにヴァイオリンとチェロといった、シンプルな編成でも充分良いものになりそうです。早くそういう日が来るといいです。








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