これもひとつの「K-POPあるある」と言えるでしょうか?
カムバックしたAOAのアルバム収録曲「Super Duper」がとてもいい感じです。すでに先週の音楽番組から出演を開始したAOAは、タイトル曲「ぐるぐる(Bingle Bangle)」の前に「Super Duper」を歌っていました。ただ、私は先週忙しくて音楽番組を観ていなかったため、AOAが開いたファンサイン会の動画でパフォーマンスを観て知りました。
「Super Duper」の作詞はFNCのハン・ソンホ代表とジミンの共作。作曲はMats TarnforsとSimon Jakobssonという海外の作家陣です。「Super Duper」は少しレトロなひと昔前のK-POPを狙ったかのような作風で、海外の一般的なファンがK-POPに対して持つイメージを、象徴的に表したようなムードがあります。
ファンサイン会の映像で初めて観た瞬間から、これはいい曲だと思いました。また同時に「どうしてこちらがタイトルではないんだろう?」と思いました。こういうことはK-POPではよくあることで、最近では宇宙少女のアルバム収録曲「Miracle」(e.one作曲)が、タイトル曲「HAPPY」を凌ぐような良曲だったことがありました。
もっと古くを言えば、KARAの有名な「Mr.」も、最初はただのアルバム収録曲だったのを、ファンからの強い要望を受けて急遽、「Wanna」からタイトル曲にチェンジしたという例もあります。ですからK-POPはアルバム収録曲も気が抜けません。
「Super Duper」はこれまでのAOAの活動曲の雰囲気を引き継ぐもので「あぁ、やっぱりAOAだなぁ」という安心感もありました。「ぐるぐる(Bingle Bangle)」同様に、多くのK-POPファンに聴かれるといいです。