今度のDIAのカムバックは特別なものになりそうです。
先日、デビュー1000日を迎えたDIAが、7月5日のカムバックをサプライズ発表しました。前回のカムバックは昨年10月にリリースしたリパッケージアルバム「PRESENT」とそのタイトル曲「Good Night」で、以来約9ヶ月ぶりのカムバックになります。
今回のDIAのカムバックには3つの大きなポイントがあります。ひとつはダンサーとしても人気だったウンジン脱退後、最初のカムバックということ。そもそも今回のカムバックはウンジンの一件で延期されたという経緯がありました。ウンジンのいない新体制でパフォーマンスはどう変わるのかが注目されます。
2つ目はタイトル曲の作曲がシンサドンホレンイであること。シンサドンホレンイはDIAのデビュー曲「Somehow」をプロデュースしたことでも知られますが、何と言っても最近ではMOMOLANDの「BBoom BBoom」を作曲して、再び脚光を浴びています。ホレンイは中毒性のあるメロディーで、デビュー曲「Somehow」を超える曲を作曲したと伝えられており、「BBoom BBoom」に続くキャッチ―な曲になることが期待されます。
3つ目に注目したいのが、前回のカムバック曲「Good Night」に続き、再びメインボーカルを務めるであろうメンバーのジュウンです。ジュウンは約1年前、ソミと共にDIAの新メンバーとしてグループに加入しました。以来、「日本のアイドルのような顔」として、韓国でも一定の人気を得てきました。
どちらかと言えば、ビジュアルに話題が集まりがちなジュウンですが、過去に「K-POPスター」でピアノ弾き語りが注目されたこともある実力派です。V LIVEを通して個人的にも何度も弾き語りですばらしい歌を聴かせています。
韓国ドラマ「鬼(トッケビ)」の名曲「Beautiful」を弾き語るジュウン。
うろ覚えの記憶を頼りに、即興的に弾き語るジュウン。絶対音感もあるようです。
ジュウンは声の音色がとてもいいです。聴きやすい繊細さがありながら、芯も通った歌声です。本当はグループアイドルの一員より、こうしてひとりで弾き語る方が向いているのかもしれません。いつか、ソロの女性アーティストとして、ライブハウスなどで弾き語るジュウンも見てみたいです。
DIAのメインボーカルであるイェビンは、現在「THE UNIT」から生まれたグループ「UNI.T」の一員として、7ヶ月に及ぶ多忙な日々を送っています。「UNI.T」としての日本ファンミ―ティングも予定されています。
そのため、7月5日のDIAのカムバックではジュウンがメインボーカルを担うことになりそうです。前回のカムバック曲「Good Night」は、リパッケージアルバムからの短期活動だったため、今回のタイトル曲ではより本格的なメインボーカルとしての、最初の活動になるかもしれません。
ジュウンの活躍とDIAの飛躍が期待されます。