2019-09-15

ガールズグループのNo.1ボーカルを決めるサバイバル番組「V-1」、ついに頂点に立つクイーンが決定! 3日間の熱い闘いを制したのはあの人物


15日午後に韓国で放送されたtvN「V-1」では、第2ラウンドに進出した6人の対決と、さらに勝ち進んだ2人による決勝戦の模様が公開されました。

まず最初はDREAMCATCHERのシヨン、VENUSのチョン・ダギョン、SONAMOOのハイディ、宇宙少女のヨンジョン、Weki Mekiのチ・スヨン、Cherry Bulletのへユンの6人が登場した第2ラウンドから。

6人はA組とB組に3人ずつ分かれ、そこで勝ち残った2人が決勝ステージで対決するというシステム。決勝をかけた第2ラウンドでは、それぞれがこれまで見せなかった姿を披露し、ステージは第1ラウンドに輪をかけて白熱しました。


[V-1、第2ラウンド]Cherry Bullet ヘユン "君がいるべきところ" ♪V-1 3話


[V-1、第2ラウンド]Weki Meki チ・スヨン "Y Si Fuera Ella" ♪V-1 3話


[V-1、第2ラウンド]DREAMCATCHER シヨン "中毒(Overdose)" ♪V-1 3話


バラードのイメージが強かったへユンはいつもとは趣向を変えて、少しアップテンポなナンバーで違ったスタイルをアピールしました。スヨンは椅子に腰かけ情感的なバラードをじっくりと聴かせました。またシヨンは所属するDreamcatcherにも通じる、ディストーションギターの効いたロックバラードで勝負しました。


ヘユンVSチ・スヨンVSシヨン、グループマッチA組で生き残ったアーティストは?


A組の対戦結果は、Dreamcatcher シヨンが最も多い投票を得て、決勝ステージ進出を決めました。シヨンの勝因は自身に合った楽曲の選択にあったかもしれません。また、敗れたもののへユンとスヨンも魅力的な舞台を展開しました。特にスヨンの歌は胸に沁みいるものがありました。


続くB組は宇宙少女 ユ・ヨンジョン、Venus チョン・ダギョン、SONAMOO ハイディの強者ぞろいの対決。いずれも豊かな声量を誇り、ある意味これが決勝戦とも言える組み合わせは、偶然同じ色のボールを3人が引いた結果でした。


[V-1、第2ラウンド]宇宙少女 ユ・ヨンジョン "Fine" ♪V-1 3話


[V-1、第2ラウンド]Venus チョン・ダギョン "愛よ" ♪V-1 3話


[V-1、第2ラウンド]SONAMOO ハイディ "縁" ♪V-1 3話


ヨンジョンはテヨンの「Fine」を選択しました。「いつもとは違う姿を見せたかった」というヨンジョンは、ミドルテンポのこの曲を申し分なくキッチリ歌いきりました。ただ、ヨンジョンとしてはやや物足らなさが残る印象。

ミストロット出身のダギョンは「人間拡声器」ともいうべき、とにかく大きな声でアピール。そしてハイディは出だしのファルセットから後半のダイナミックな歌唱まで、ここまでの「V-1」で最高とも言えるボーカルを聴かせました。


ヨンジョンVSダギョンVSハイディ、死の組から選択された最高のボーカルは?


結果は実績と知名度に勝るヨンジョンが決勝進出を決めました。ただ、この対決に限って言えば、明らかにハイディに分があった印象。それはヨンジョン自身も心得ていて、名前を呼ばれて心底驚いていました。

しかし、この結果はここまでの舞台のトータルで考えれば妥当かもしれません。また、ハイディは惜しくも敗れたものの、充分に爪痕を残すアピールができたと思います。


[V-1 1ファイナルラウンド]DREAMCATCHER シヨン "ソウルの夜" ♪V-1 3話


[V-1 1ファイナルラウンド]宇宙少女 ユ・ヨンジョン "夢に" ♪V-1 3話


ファイナルラウンドはDREAMCATCHER シヨンと宇宙少女 ヨンジョンの一騎打ち。シヨンは「決勝でなぜ、この歌を?」と思う、敢えて盛り上がり切らない曲を選択。一方のヨンジョンは自身の持てる力を十分に発揮できる選曲で、完璧な舞台を披露しました。


ガールグループのボーカルナンバーワンV1、101人の選択を受けた最後の主人公は?


結果はそうした舞台内容がそのまま反映された通り、ヨンジョンの快勝でした。こうして事前投票から数ヶ月をかけて準備された「V-1」は、前評判通り宇宙少女のヨンジョンが優勝して、その幕を下しました。


優勝トロフィーを手渡したのは、審査員としてステージを見守ったBrown Eyed Girlsのジェア。ヨンジョンの出世作「PRODUCE101 Season1」でトレーナーを務めた人物です。当然それを踏まえてのプレゼンター役だったでしょう。

ボーカルクイーンに輝いたヨンジョンは、よく知られるハイトーンばかりでなく、デリケートな弱音部分から曲のすべての構成において、安心して聴ける確かな実力が強みでした。部分ではヨンジョンを上回る出場者もいたものの、総合力ではやはりヨンジョンがクイーンにふさわしい歌手でした。

そして、Cherry Bullet ボラやへユン、SONAMOO ハイディ、Weki Meki スヨンなどが、敗れても強い印象を残し、ボーカリストとしての存在感を示せたという意味で、「V-1」はとても価値あるプログラムでした。

12人の出場者たちがそれぞれの場所に帰り、更なる飛躍と活躍を見せてくれることを期待します。





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