Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2019-09-21

OH MY GIRL、「QUEENDOM」のカバーステージ「Destiny」が韓国で大反響…21日現在、YouTube急上昇ランク1位、Bugs1位、NAVER1位


OH MY GIRLがカバーした「Destiny」が、韓国で熱い反応を得ています。

19日に放送されたMnet「QUEENDOM」の2次コンテスト後半戦で、OH MY GIRLは参加グループLOVELYZの「Destiny」を、独自のアレンジとダンスでカバーしました。

韓国の伝統楽器を取り入れた、趣きのある洗練された編曲は、原曲の旋律の美しさを引き立てました。また、スンヒ、ヒョジョン、ビニを中心とした、時にオケとのバランスを欠くほどの熱唱は、聴く者の胸を打ちました。

さらに、ジホやアリンらの儚げな声との対比は、哀しみをダイレクトにぶつけるばかりではなく、一歩引くことでそれを際立たせていました。OH MY GIRL流のコンセプトを内包した芸術的なダンスも素晴らしかったです。


そして、この時の舞台映像と音源は、19日の公開直後から韓国で人気を集め、21日現在YouTube急上昇ランク1位、Bugs1位、NAVER1位と大きな反響を呼んでいます。

また、NAVER TV CASTでも動画が1位になったほか、Melonには「QUEENDOM」の全音源で唯一のチャートインを果たすなど、今では音楽番組1位も普通になったOH MY GIRLとしても、過去にないほどの反応を得ています。



こうした状況を踏まえてあらためて動画を観ると、やはりOH MY GIRLのボーカルの真摯さが、この舞台の感動の中心にあると感じました。生歌全開のため、盛り上がる後半ではボーカルが前に出過ぎてオケが聴こえないほどですが、その真剣さが胸を打ちます。

特にボーカルの柱であるスンヒとヒョジョンによるハモりのロングトーンは、この舞台でのひとつの頂点を築いています。


放送の中でOH MY GIRLは、参加した6組のグループが「上、下」で決める評価で1位を獲得しました。

舞台を終え楽屋に戻ってきたスンヒは涙を流し、「メンバーたちが練習期間中に努力してくれたのもありがたかったし、観客の歓声が本当に大きかった。昨日は私が小さくてつまらない人間だったが、半日で歓声を受ける人間に成長した。「Queendom」に出演して私という人間の価値について、その真実を見つけたような気がする」と語りました。

こうした思いが視聴者に直接伝わった結果が、この舞台に対する反響だったと思います。

 OH MY GIRLの舞台に目に涙を浮かべるAOA ソルヒョン

2次コンテストのAOAとOH MY GIRLのカバーは特に素晴らしく、今後、自分たちのレパートリーに加えることも充分可能なレベルだと思いました。最終的な順位が発表されるのは26日ですが、その結果には関係なく突出した2つの舞台でした。








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