IZ*ONEはまだあきらめていない…日本人メンバーが今も韓国で待機していることの意味
IZ*ONEのメンバーは、今も新しいアルバムのリリースをあきらめてはいません。
10日午後に韓国で放送されたSBSの芸能情報番組「本格芸能真夜中」では、活動停止中のIZ*ONEの現状について、マネージャーが番組の電話インタビューに答えました。
このインタビューは2、3のやりとりがあるだけの、とても短い内容でしたが、マネージャーの言葉を読み込むと、今のIZ*ONEメンバーたちの気持ちや、今後に対する姿勢が見えてきます。
この日のマネージャーの言葉は複数のメディアで取り上げられ、よく知られた多くのK-POP情報サイトがトップ項目でそれを伝えました。
これらにひと通り目を通した結果、昨夜お伝えした第一報とは、幾分ニュアンスが違うことがわかってきました。
マネージャーはインタビューの最初に、IZ*ONEメンバーたちの現状について「今は何もしていません。結果が確認できたら行動を起こすことができそうです」と話しました。
まず「結果」の意味の受け止め方で、中身が随分と違ってきます。多くは「20日の裁判のこと」との見方を示しましたが、一部には「CJ ENMとMnetの決定」との解釈を示すサイトもありました。
また、「日本人メンバーは日本に帰った?」とのSBS側の質問に対し、マネージャーは「いいえ韓国にいます。(とりあえず)今は活動休止しているだけの状況です。アルバムが出る直前でしたから」と答えました。
日本人メンバーが3人ともまだ韓国にいるという事実は、よく考えれば大きな意味合いを含んでいます。過去に、多くのメンバーは自宅で休養していると伝えられ、日本人メンバーも日本に帰っていてもおかしくないという雰囲気でした。
しかし、まだ韓国にいるのは、様々な事情もあるかもしれませんが、何より、もしCJ ENMやMnetからGOサインが出れば、いつでもアルバムプロモーションに乗り出すための「待機」とも考えられます。
マネージャーの言葉は前後の文脈から考えて、アルバムリリース直前に活動がストップしたので、「とりあえず今は(何かが起きて状況が変化するまで、一旦は)活動休止しているだけ」との意味にも受け取れます。
つまり、現在のIZ*ONEの「待機」は、行く先も不透明な中、八方塞がりでじっとしているというよりは、いつでもGOサインさえ出れば、すぐにでも新しいアルバムの活動に乗り出すための、積極的な「待機」状態だとも考えられます。
周りでは様々に言われているIZ*ONEですが、当人たちはもしかしたら、一段階吹っ切れて、前向きな心境に達しているのかもしれません。多くの記事を読むうちに、そんなことを考えるようになりました。
尚、CJ ENMは、IZ*ONEとX1の将来について、メンバーやそれぞれの機関と現在話し合っていると発表しました。彼らは、今年の終わりまでに最終決定を行うと主張しました。
・アイズワン側「1年間頑張って活動しただけ...日本人メンバー韓国にいる」