7日に放送されたTV CHOSUN「ミストロット2」では、本格的な本戦1回戦となるチームのミッションコンテストが公開されました。
「ミストロット」シリーズはトロット(演歌)がテーマのため、出場者は基本的にひとりずつで歌の技術を競い合います。当然、K-POPのようなグループでの華麗なダンスは望むべくもありませんが、今回は違いました。
GFRIENDを思わせるようなカル群舞を披露して、審査員から「とても驚いた。鳥肌が立つほどの完璧な舞台を見せてくれた。役割分配をよくやった。利点はより大きく、欠点は見えないように本当によくした」と絶賛されたチームがあれば、少女時代のような衣装とポーズで登場したチームもありました。
もちろん、ダンスよりも歌そのもので勝負するチームもありました。Mnet「留学少女」出演者の外国人マリアは、番組で最初のステージの時のように、時折り目を閉じ、じっくりと詞の世界を歌い上げました。
まだ小さな子供たちによる初等部から母親世代のマミー部まで、幅広い世代の出演者たちがトロットのみならず、バラード、ミュージカルとバラエティーに富んだステージを披露しました。このあたりが特定の年齢層を選ばず、お茶の間の親子で楽しめる「ミストロット」の強みになっているようです。
難しいことを考えなくても、なんとなく映像を見ていれば大よそのことがわかります。一昨年から続く韓国のトロットブームを体感するのに格好の放送でした。
(ひとつ付け加えると、演歌歌手は実力派が多いので、下手なガールズグループより内声の充実した潤沢なハーモニーを楽しめます。またハイトーンも力強く、ガールズグループならメインボーカル級の歌手がわんさかといます)