Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2022-05-15

DIA ジュウン、マライア・キャリーの7オクターブの超難曲「Emotions」を完璧にカバー…ハイトーンとホイッスルボイスも難なく再現【追記】


ジュウンのことを知ってから丸5年、初めて彼女がこれほど歌える人だと知りました…

DIAのジュウンは最近、自身のYouTubeチャンネルに1本の洋楽カバーをアップしました。今回彼女がカバーしたのは高音が多用され、7オクターブの難曲として知られるマライア・キャリーの名曲「Emotions」です。

ジュウンはこれまで、DIAのYouTubeチャンネルや自身のインスタグラムなどでも、様々なアーティストの楽曲をカバーしてきました。

それらの多くはミドルテンポからスローのバラード系をピアノ、ギターで弾き語るスタイルで、「Emotions」のような強めのタイプの曲はとてもめずらしいです。

一体どんなものかと聴いてみたところ、あまりに意外でしばらく信じられませんでした。


相当に歌のうまい歌手でも尻込みするこの曲をジュウンは、原曲のキーのままハイトーンとホイッスルボイスまでを完璧に再現して聞かせています。地声とファルセットの切り替えもスムーズで、ジュウンにこんな芸当があったのかと驚くばかりです。


この事実を5年間知らないまま過ごしていたことに愕然としました。そして「どうしてこのような能力をどこでも披露しなかったのだろう?」と思いました。

2019年にジュウンが参加したガールズグループのボーカルNo.1を決めるバラエティー「V-1」で、最初にこれを見せて度肝を抜いてほしかったです。

(再生回数6万に達した動画を著作権の関係上、再アップロードしたようです)


DIAは8月のカムバックを最後に解散へ

一方、ジュウンがメインボーカルのDIAは、所属事務所POCKETDOLZ Studio(MBK)との専属契約が今年9月で終了します。その直前の8月には、前作から2年2か月ぶりとなる新しいアルバムがリリースされ、これがグループとして最後のアルバムになることが、11日にメディアで報じられました。


契約終了をもってDIAは解散となり、メンバーはそれぞれの道を行くことになりました。

尚、ジュウンは2年近く遅れてグループに加入したので、7年契約のほかのメンバーたちと同じ扱いになるかどうかはわかりません。ことボーカルにおいては、イェビンとジュウンには優れたものがあるので、どのような形でもそこは続けていってほしいです。

DIAがリアリティの撮影で日本に滞在した時からもう5年。APRILと同時滞在で、どちらの現場に行こうかと迷ったのが昨日のことのようです(結局、場所が事前に知らされたAPRILの昭島の現場に行きました)。


DIAは宿泊先の東京ベイ有明ワシントンホテルから近い、お台場の海浜公園へと向かうプロムナードで路上ライブを行いました。この時が、まだお披露目前の新メンバーだったジュウンとソミの事実上のデビュー演奏でした。


その他の情報…


ジュウンのマライア・キャリーには驚きましたが、昨夜のインスタストーリーにも少し驚くことがありました。「ジュウンちゃんにあいたい」との日本のファンのコメントにジュウンは「私も」と日本語で返していました。

日本でのリアリティ撮影時には、日本語が得意だとしてメンバーを率先して先導していましたが、その日本語力はホンモノのようです。


ジュウンとイェビンは最近、同時に同じ音楽プロデューサーのインスタをフォローしていました。何かがあるのでしょうか? 気になるところです。


【追記】
ジュウンが歌う「Emotions」の特徴は、歌いだしの音(E5)が絶妙にフラットしていることです。マライア、そしてアリアナのカバーにはフラットは確認されませんでした。5度の音が若干フラットすると、ブルージーで気だるいムードが増します。しかし、やり過ぎるといやらしくなり、また音楽的にも崩れてしまいます。

E5は高いので声が届かずフラットしてしまうのか?とも思いましたが、必要ない部分ではフラットさせずに歌っているので、それはないと思います。フラットが意図的なものなのか、それとも直感的なものなのか? それは本人に聞いてみないとわかりません。





人気記事 (過去 30 日間)

アーカイブス