今月の少女/LOONAの所属事務所で知られるBlockberry Creativeは、将来の新しいガールズグループのメンバー候補からなる練習生チームbebezのインスタグラムを、昨年10月に開設しました。
bebezのイェヨン、シオン、ジョンミンの3人は、いずれも元Girls Planet 999のKグループ練習生で、シオンはオーディション開始当初からBlockberry Creativeの練習生として番組に参加していました。
そうした状況下の5月25日、オンラインコミュニティのDCinsideには、bebezのデビューを確認した会社のチャートが提供されました。
この資料によれば、Blockberry Creativeの新ガールズグループは今年デビューします。メンバーは全員で7〜8人いると記載されていて、現在明らかな3人にプラスして、さらに4~5人が加わることを知らせています。
そして、この情報を裏付けるような出来事が昨日ありました。
メンバーのイェヨンは31日、自身の誕生日に際してインスタグラムで韓国語・英語・日本語で、ファンに宛てた直筆の手紙を公開しました。
このうち英語で書かれた手紙の中に、注目すべき文章がありました。
「私を待ってくれてありがとう。もう少しだけ待ってください!! デビューに向けて頑張っています。近いうちにお会いしましょう。約束します。大好きです。」
そこには「デビュー」の文字がはっきり記され、「近いうちにお会いしましょう。約束します」と確信に満ちたメッセージが綴られています。DCのインサイダー投稿よりも、むしろイェヨンの言葉の方が現実味を持って読む者に伝わってきます。
DCの情報には眉唾だったファンも、イェヨンの血の通ったメッセージには、「彼女は自分でデビューを伝えた」と大きな反応を示しました。
bebezのデビューは今年のいつ頃?
年内のデビューが伝えられるbebezですが、その時期は具体的にいつ頃でしょうか?
DCのチャートによれば、YGのBABYMONSTER、MODHAUSのtripleSなどと同じく、9月から12月ということになっています。
事務所の先輩であるLOONAはリリース日は未確定なものの、6月中のカムバックが知らされています。
さらにLOONAは8月の2日から19日にかけて、初のアメリカツアーを予定しています。これはロスアンゼルスからニューヨークまで全9会場をめぐる大規模なもので、Blockberryとしても事務所をかけた事業になりそうです。
こうなると、デビューは9月以降とするDCのチャートが現実味を帯びてきます。またイェヨンは手紙で「早く会えるように私がもっと頑張ります」と言っているので、デビューの具体的な期日はまだ決まっていないようです。
ですから、bebezのデビューは今年の9月から12月のうちで、状況次第で決まっていくことになりそうです。
SMがBlockberryを傘下に? 過去にLOONAをプロデュースしたイ・スマン会長
bebezのデビュー時期と今後の活動に関して、決して無関係ではないと考えられる報道がありました。
最近の韓国メディア記事によると、BlockBerry Creativeの親会社であるPolaris Entertainmetの買収に、SMとHYBEが乗り出しているといいます。
ディスパッチはSMのイ・スマン会長が、2021年10月から交渉を続けていると報じました。もう1つの有力な候補はHYBEですが、会社での意見は過去のイ・スマン会長とのコラボレーションのためにSMにシフトしているとのことです。
イ・スマン会長は過去に、SMとは無関係にポケットマネーで10億ウォンを提供し、LOONAのアルバムをプロデュースしたことがあります。イ・スマン会長がSM以外の外部アーティストをプロデュースしたのはLOONAが初めてでした。
もし、PolarisがSM傘下となれば、LOONAはもちろん、将来のガールズグループbebezにも少なからず影響が出るものと考えられます。
また、すでにSM傘下のMYSTIC STORYのガールズグループBilllieとは、HYBEにおけるfromis_9 (PLEDIS)とLE SSERAFIM (SOURCE MUSIC)のような関係になります。
Billlieのツキ(タルちゃん)とハラムは、MYSTIC STORYに移籍する前はSMの練習生でした。またLE SSERAFIMのホ・ユンジンは、SOURCE MUSICに移籍する前はPLEDISの練習生でした。
ですから、Polaris買収の件がどこに落ち着くかによって、bebezのメンバーラインナップが変わってくる可能性もあります。