Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2022-10-15

【XG】HINATA、ボーカル3番手として予想外の美声を披露、グループの層の厚さを実感させる


XGのHINATAが想定外の魅力的なボーカルを披露しました。

メインボーカルのCHISA、JURIAに続く3番手としてHINATAが14日、SOLE(쏠) - RIDE (feat. THAMA)のカバーをグループのYouTube公式チャンネルを通じて公開しました。

これまでXGのボーカルラインではCHISAとJURIAが突出した印象があるため、HINATAの動画に気づいてはいましたが、やることがあって観るのを後回しにしていました。

しかし、これ以上は伸ばせないと思いクリックしてみると、そこに流れてきた想像もしなかった魅力的なボーカルに聴き入ってしまいました。


HINATAのボーカルはCHISAやJURIAのような爆発的な面は持たないものの、声質や歌いまわしは個性的で心地よく、地声とファルセットの行き来など細かな調整も行き届いていて、普通に「上手い」ボーカルではないかとリピートしてしまいました。

別にグループのメインボーカルとかでなければ、ソロでも充分いけそうな歌声です。HINATAがこんなに"いい歌手"だったことにかなり驚きました。

以前、サイモンPDが「Tippy ToesのサビはHINATAが歌っている」ことを強調していて「だから何だろう」と思っていました。やっとその意味がわかった気がします。

なるほど、あの「ターツツ、ターツツ」もHINATAでなければならない必然性があったわけです。声の表情の使い分けは巧みにこなせそうです。


そして今回のMVは自然の中のロケでしたが、シンプルながら映像のタッチなどとてもセンスが良く、韓国語の歌なのに英国など洋楽歌手のMVにしか見えませんでした。自然体のHINATAの表情や歌声と相まって観ていてとても気分がよくなりました。おそらく今後も何度も観ることになりそうです。

次回のXGのカムバックも楽しみになってきました。その前に、まだ隠れた名ボーカリストの披露があるのでしょうか?



Posted in  on 10/15/2022 by TEN |  

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