「PRODUCE48」出演のAKB48 中西智代梨が2日夜、SHOWROOM配信を通じて現在の心境を語りました。
2日午後11時台に開始されたSHOWROOMで中西智代梨は、「PRODUCE48」や今後について、現在の率直な思いをファンに伝えました。
「2次順位発表式」の放送を控えた、ある意味異例とも言える配信の中で、中西智代梨がファンに伝えたのは“感謝”でした。まだ何も話すべきではないことを、自身が一番よくわかっている状況で、敢えて配信に踏み切ったのは、応援してくれたファンにどうしても感謝を伝えたいという動機からでした。
SHOWROOMには多くの韓国ファンがコメントを寄せ、中西智代梨はそれらひとつひとつに丁寧に答えていました。もちろん、結果について直接的な発言はなかったものの、大凡を察しているファンに向けて何度も「ありがとうございます」と気持ちを伝え、ファンの言葉が大きな力になったと感謝の意を表しました。
配信中には数えきれないほどのタワーが立ち、約30分の配信で来場者は7000人を超えました。今までの配信でこれほどの反響を呼んだことはなかったと、中西智代梨は感激を顕わにしました。
韓国ファンが「ぜひ韓国でファンミーティングをやってほしい」とコメントすると、中西智代梨は、自分が決められるものではないけれど、何かそうした活動をしたいと希望を伝えました。また、「PRODUCE48」を通じて、まったくAKB48を知らなかったファンが興味をもってくれたことを何より喜んでいました。
韓国の「PRODUCE48」コミュニティでは「初めて中西智代梨のSHOWROOM配信を見た。泣いた」といったコメントが続きました。他にも「韓国でデビューすればいい」「もっと歌が聴きたい」といった、肯定的なメッセージが後を絶ちませんでした。
配信を見ていて私も「何とかならないものか…」と考えてしまいました。「マンマミーア」を始めとして、現場評価での中西智代梨のパフォーマンスは、見せ方を心得たすばらしいものでした。それがこのまま、また、埋もれてしまうのはあまりに惜しいです。
例えばSNH48の7SENSESのような、K-POPコンセプトのユニットをAKB48にも作るとか、韓国にも48劇場のようなものを作って、常時とは言わないまでも定期的に公演ができる形をつくれないかなど、色々と考えてしまいました。SHOWROOMやコミュニティでの韓国ファンの熱意を見ていたら、そういうものがあればきっと足を運んでくれるだろうと思いました。
この日は昼間にも、村川緋杏がSHOWROOMで「PRODUCE48のメンバーと韓国で何かしたい」というニュアンスの話をしていました。48グループの活動と並行して、そうした活動の場があれば、メンバーの能力も活かせるのにと思わずにいられませんでした。