Billlie | 'trampoline' M/V 今から10数時間前、時を同じくして2組のK-POPガールズグループが傑作MVを公開しました。まずひとつ目はBilllie。これまでにもBilllieはクオリティの高い楽曲を数多くリリースしてきましたが今回は格別です。鬼才ハンジョンスPDがいよいよその正体をむき出しにしてきたという感じ。作詞・作曲・編曲に名を連ねるC'SAは、かつてシンシアの名で「MOMOLANDを探して」「アイドル学校」に出演したことでも知られています。2021年からプロデュース業を開始しBilllie以外にもaespa、NMIXX、fromis_9、Kep1erなどに楽曲を提供してきました。ハンジョンスPDとC'SAは要注目です。

XG - IYKYK (Official Music Video) 二つ目はXG。2001年にリリースされたm-floの"Prism"をサンプリングした楽曲で、2-Stepリズムが生み出す疾走感が、これまでにないXGの新たな魅力を引き出しています。デビュー前からXGを育ててきたサイモンPDもいよいよ遠慮なくなってきました。YouTubeコメント欄にはm-flo本人が感謝のメッセージを記しています。


2019-06-07

独特の音楽センスで聴く者を引き込むシンガーソングライターLeebada(イパダ)の魅力…「黒い深海のどこかで突然光る透明な魚を発見したよう」


最近気になる韓国のシンガーソングライターLeebada(イパダ)をご紹介します。

Leebadaは2015年5月にシングルアルバム「You Got Me」を発表しデビューしました。典型的なPB R&Bを採用したアルバムで、その後、2016年11月23日、初のミニアルバム「HYPE」を発表し、本格的にR&Bアーティストとしての資質を示しました。

この他にも様々なアーティストの楽曲にフィーチャリングで参加し、ミュージシャンとして頭角を示してきました。現在に至るまでライブ公演を行い、YouTubeで着実にカバー映像を更新するなど活発に活動しています。

Leebadaは耳に残る独特の声質が特徴で、歌い方も粘着質でクセがあります。ハスキーで暗いトーンの声が、自身のオリジナル曲の雰囲気を構成する重要なポイントです。

ほとんどの代表曲はLeebada本人の自作曲で、その作風は短調のテンションコードを多用したJazzyなR&Bがメインです。どこかデビュー当時の椎名林檎を思わせるところがあるかもしれません。


私がLeebadaを知ったのはYouTubeの「ON STAGE 2.0」を通じてです。そこで初めて見たライブステージに衝撃を受けました。ボーカルと楽曲に他では聴くことができない、特有のムードがありました。

同じ曲をMV音源で聴いてみると全く違っていて、ライブではアドリブを大幅に効かせているのがわかります。そして、ライブこそが彼女が本領を発揮する場だということもわかります。

これまではR&B主体の活動でしたが、YouTubeで聴かせるカバーでは多様なジャンルが登場するため、今後はさらに幅広い音楽も期待できそうだとの声もあります。

「黒い深海のどこかで突然光る透明な魚を発見したよう」

ファンはLeebadaをそう評しています。


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - 夜夢陰人(Night Dream)


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - 信じたいように信じている


[ON STAGE 2.0] Leebada(イパダ) - LOVE


イパダ(Leebada) - Nobody's Perfect(with Sam Lee) - 即興ジャムライブ






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