「今回ばかりは絶対にいい曲であってくれ、嫌なことは書きたくないから」とずっと思っていました。そしてその心配は、MVが開始されるとすぐに払拭されました。
10日午後6時、CUBEエンターテインメントの新人ガールズグループLIGHTSUMが、グループの第一歩となるデビュー曲「Vanilla」をリリースしました。
LIGHTSUMのデビューには、K-POPファンであれば少なからず思い入れがあります。本来デビュー組であったのに、不当な扱いによりそれを逃したハン・チョウォン。放送終了後も多大な人気を誇りながら、決して平坦とは言えなかった道を歩んだキム・ナヨン。
「PRODUCE48」出身の彼女たちは、気にするなと言われるのが無理な存在でした。それだけに、新曲を聴いて大手を振って「おめでとう」と言いたかったのです。
デビュー曲「Vanilla」はこれ以上なく絶妙な線をついた見事な出来栄えでした。通り一遍のガールクラッシュではなく、かと言って過度に甘ったるい清純派に堕することもなく、男性も女性もどちらが聴いても楽しめる、どちらが聴いても可愛いと思える、溌剌とした中にもCUBEらしいスパイスの効いた楽曲でした。
ガールズグループでは4Minute、CLC、(G)I-DLEを通じて積み上げてきた経験と実績が、新人グループLIGHTSUMにすべて注がれていると思いながらMVを見ていました。メンバーたちの好感度も高く、これは日本でも間違いなく人気になると思いました。
LIGHTSUMはこれから早速、音楽番組「M COUNTDOWN」に出て、デビューショーケースも開き華々しくデビューの道を歩いていきます。ここまでたどり着いてよかった、そして曲も最高で本当によかったです。